[11.30 選手権神奈川県予選決勝 桐光学園高 0-1 日大藤沢高 ニッパ球]

 
今年は高校生ながらC大阪からJ1デビューを果たし、“飛び級”でU-20ワールドカップに出場。インターハイでは名門・桐光学園高に初の全国タイトルをもたらし、わずか1か月前にはU-17ワールドカップで世界を驚かせた。


FW西川潤主将(3年、C大阪内定)は“衝撃的な”インターハイでの5人抜きゴールを決めるなどチームを全国準優勝へ導き、AFC U-16選手権でアジアタイトル、大会MVPを獲得した昨年に続いて2019年も、高校サッカーシーンの中心にいた。だが、今年も彼の前に立ちはだかった“選手権の壁”。注目レフティーは選手権で十分な活躍することができないまま高校生活を終えることになった。


「今日、勝たせられなかったこと、自分の役目を果たせなかったことが一番悔しい」


ピッチで流した涙は、敗戦から暫く時間が経った後にも再び溢れ出てきていた。記者からの質問に言葉を詰まらせ、目を赤く染めながらもしっかりと応えていた。決勝戦では、序盤からこの試合に懸ける思いを表現するかのように、遠目からでもシュートを打ち込み、球際で身体を投げ出すようなプレーも。一方で体勢の良い味方を見逃さずに配球するなど、チームが押し込む一因を作り出していた。

2019年12月02日 by web.gekisaka.jp